韓国の大学が開発した、AI搭載のぐにゃぐにゃキーボードってどんな打ち心地だろう?

キーボードの世界が変わるのかも。

画期的な研究で近年ずっと注目を浴びているのが、みなさんご存知、 人工知能(AI)とカーボンナノチューブ。これらがくっついた研究なんかしちゃったら、もう画期的どころか未知の世界に突入するかもしれません。それを、韓国の科学者たちがやっちゃってるんです、キーボードで。ここからキーボードの概念が覆るかもしれませんよ。

「AI」という単語はもう日常的に聞くようなってきましたが、「カーボンナノ」といわれると、ぼんやりしたイメージくらいしか思い浮かびません…。まず、カーボンナノチューブとは、人間の髪の毛の 5万分の1ほど、超細くて小さい炭素原子、カーボンナノを筒状にしたもの。そんなカーボンナノはというと、ずばり驚異のスーパー素材なんです。超軽量なのに強度は鋼の20倍。ケブラーで作られた防弾チョッキよりも弾を防ぐし、地雷を見つけたりもできちゃう本当に魔法のようなモノです。

そして今回、韓国の世宗大学、中央大学、慶北大学から編成された研究チームが、 AIとカーボンナノチューブを使って超薄型で紙みたいにぐちゃぐちゃにしても壊れないキーボードを開発。ソフトシリコンに導電性のあるカーボンナノチューブを入れることで、指が金属に触れる部分に電気抵抗を作り出す仕組みになっています。

キーボードの表面はというと、シンプルにマーカーで描かれているだけなんだそう。そしてAIは、どのキーがどこにあって、ユーザーがどんな言葉をタイプするか予測したり、電気抵抗の変化でどれくらいの圧でキーが押されているのかを学んでいきます。ちょっとショートカット機能っぽいですが、ただ効率化してくれるわけじゃありません。これまでのキーボードよりはやく、より安く使うための役割になりそうです。

研究チームいわく、今このキーボードは市場にあるどのキーボードよりも耐性があるんだそう。また、大量生産できるようになれば 1ドルほどで購入可能になるようです。フレキシブルで壊れにくくて、でも壊れても買い替えが1ドル、って、どんな世界なの!? 数字もアルファベットも書いていないキーボードを操作するのはちょっと難しそうな気もしますが、未来のキーボードはそういう作りになっていくのかも。

Image: American Chemical Society
Source: EurekaAlert!, New Atlas

Andrew Liszewski - Gizmodo US[原文]

(岩田リョウコ)


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